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不二家がぁ2 [戯言(まじめ版)]

不二家が菓子工場で所得していた品質管理の国際規格認証が再審査になったそうです。

再確認して安全性を確かなものにしようとしたのですが裏目に。
ここらへんは不二家のサイトでも載ってますね。

ISO9001
いそいそ。私のようにまったり生活しているとまったくわからないし知らなかった国際規格。
不二家のサイトでISO取ってるから安全ってあったから調べてみた。
まずはISO。

ISO は、International Organization for Standardizationの略。
サイト飛んでも英語だからわけわかんなかったけど(^^;

国際的な規格を作成する非営利団体で、本部はスイスのジュネーブ。
各国から代表的な標準化団体1団体が参加を認められており、日本からは『日本工業標準調査会(JISC;Japanese Industrial Standards Committee)』が参加。

つまり各国それぞれの規格(日本だったらJIS)を国際規格(ISO)にまとめましょーうという感じ。
貿易が盛んになったために出来た国際規格ってやつですね。
日本もISOをJIS規格に認定してます。ISO規格=JIS規格ってもんかな。

ISOって(JISもだけど)難しい~。ちらっと見ただけでもグルグルしちゃったわ。
でもそれが認証されれば、「この工場は国際規格のISO認証されているので安全です」ってなるからたいていの大手の企業の工場はコレを取ってます。
(いろいろ難しいので間違ってるとこ多多あると思いますが、私にはここらが限界^^;)

でも ISOシリーズもいろいろありまして、不二家ではお菓子を作っていた工場はISO9001という「管理マネジメントシステム」だった。
でも埼玉の洋菓子工場が持っていたのはISO14001。これは「環境マネジメントシステム」。

不二家のサイトでISOの番号が違ってるのを見て、この話題が出始めた頃どこかで聞いたことを思い出しました。

ISO取ってたせいで賞味期限切れの材料を処理できなかった・・・と。


なんだかなぁ・・・って感じです。

そしてどうやら支援は森永製菓ではなく山崎パンが入る模様。
これは森永がケーキ作ってないからみたいですね。ボロボロなのは洋菓子部門なんで、洋菓子業界一位の山崎パンがどこまで立ち直らせられるか見ものです。
ちなみに二位はコージーコーナー。で、三位が不二家だった。

もうじき息子と私の誕生日だっていうのに、どこでケーキ買おうかなぁ・・・。


コメント(8)  トラックバック(1) 
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コメント 8

supreme

ISO9001を持ってる会社に過去にいたことあるんですが、会社的には名刺にマーク入れられたりして、いいものなのかもしれませんが、従業員からするとなかなか曲者ですよ確かに。
「ISO的に○○できない」とか
「ISO的にここに誰々のハンコがいる」とか
「ISO的にこの紙は捨てちゃダメだ」とか。
工場の事務やってた時はホント大変でした。
by supreme (2007-02-02 11:31) 

如月

supremeさん>ISO的に・・・○○。ひぇ~そんなに凄いんですか!! 
取るのも大変、取ってからも大変なんだ・・・。

ISO恐るべし!!ですね(^^;
by 如月 (2007-02-02 11:36) 

kyao

レッテル、なんて言い方をすると、関係者各位に申し訳ないと思うんですけど。m(__)m
いろいろなところに、いろいろな資格や規格がありますよね。今回、問題になったのは不二家ですが、健康保健食品や化粧品、果ては引っ越し業者まで「そういう規格に準拠してます」みたいなCMを流してます。
素人の私たちにすれば、そう言う規格や資格を持っている会社というものは、「なんだかよく分からないけど、そう言う資格がないところよりは安全そう」みたいに勝手に思ってしまうわけです。
今回のことで、そういうことが如何にあやふやなものかが露呈してしまったわけで。結局、そういう認可を与えるだけではなく、抜き打ち検査みたいなものも、ちゃんとやって欲しいなと思う次第です。
同じ事は、医者や教員などについても言えるんですけどね。(--;
by kyao (2007-02-02 13:18) 

santa

こんばんわ。
ISOって、とりやすいやつと、難しいやつがあった気がします。
で、「とりやすい方をとっちゃえ!」みたいな風潮が
一時期、あちこちの企業で蔓延してたって話を聞きました。
僕が以前いた会社も、とるためにいろいろしてたんですけど
下から「普通の仕事に支障をきたすからやめよう」と声が上がって
(審査云々でばたばたしちゃうし、体制作りも大変で)
結局やめちゃいましたよ(汗)。
by santa (2007-02-03 01:00) 

如月

kyaoさん>本当に安全かどうかって私たち消費者にはわからないから企業を信頼するしかないんですよね。
そしてその目安としてISOやJISや特保のような規格があるんですけど、今回の件でやはり問題は規格ではなく、その規格を守るか?守らないか?という企業のあり方なんだと感じました。
by 如月 (2007-02-04 02:03) 

如月

santaさん>・・・やっぱり。挫折する会社ありますよねぇ。
私もいろいろ読んだんですが、ISO9000シリーズよりもISO14000シリーズのほうが取りやすいようです。
それは規格が根本的な9000とその補助的な14000の差みたいだった気がします。どちらも難しいにはかわりないみたいですが(^^;
by 如月 (2007-02-04 02:09) 

TOMY

こんな動きもありますヨ・・・。

(こちらは、ISOの補完手段としても有効かも?)

「不二家」もコレをやっておけば、よかったのに・・・。

キーワードは、「情報の公開」 「トレーサビリティ」 「第三者の視点」の3つ。
↓↓↓↓
http://fsr.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_5649.html

TVニュースでの「映像」は、こちら。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo
by TOMY (2007-02-07 19:57) 

如月

TOMYさん>興味深い記事を教えていただきありがとうございました。
食の安全通信簿ってISOよりもわかりやすくて納得してしまいました。
(ISOが私には難しすぎるってものあるんですが・・・)

最初にISOを調べたとき(9001)に、きちんと機能していれば防げたのかな?って思っていたのですが、改めて第三者の視点って大事だと思いました。
by 如月 (2007-02-12 00:23) 

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